■小さな恋の物語■ --------------- 猛烈に会いたい夜には、嫌いな酒に溺れる日もありました。 いつかどこかできっと逢える。 また逢える そんな希望を抱きながら、どこにいるのかもわからないカンナの顔を必死で、思い浮かべました。 しかし、時間は記憶を奪い去ってゆきました。 顔も、声も、想い出も、どんどん思い出せなくなりました。 次前 --------------- 戻る